話しま専科?
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話しま専科? 2006年7月号

私はダンスホールを中心に活動をしておりますが、時にはホテル主催のダンスパーティーだったり、ダンス教室主催. またはクラブやサークル. ダンスパブ主催だったりと多種多彩です。
幸い ダンス教師協会が出版したCD( come & dance ) に21集から30集まで10枚(10年間)参加させて戴きましたので、全国のダンス教師の方々には顔は知らずとも歌.声はお見知り戴きました。

CDはダンス雑誌「ダンスファン」からも4枚(for your dance)出版しており、キングレコードからは2枚、自費出版と合わせますと「冬のソナタ」で18枚になりますから、レコーディングしたときのカラオケを持ち、一人で皆さんのパーティーには全国何処へでも飛んで行きます。今までに遠くは北海道の小樽が一番遠く、小樽在住の斉藤先生は「サンドラ」と「森あきらとフィッシャーズ」を呼んで頂き、私たちの演奏でデモを行う豪華なパーティーも有りました。

私がパーティーにお招き戴いた時に先生方のご希望が有り、「ディナーショウ」をやらせて戴きますが、皆様がお食事の時間に、ダンス音楽には出来ない歌、そしてトークショウを行い、チョットお休みの時間を頂いています。

通常ダンス音楽は決まったテンポと決まった長さ(小節)の中にアクセント・ビートをダンスに合わせて歌って行きますが、歌の内容とダンスの種目が合う事を意識して選んでゆきます。そんな中、素敵な歌なのにどうしてもダンスには向かないものも多いのです。例えば皆さん良くご存じの「Danny Boy」。演奏の場合は歌詞が無いのでメロディーが美しくS・F・Tで良いでしょう。しかし歌が入るとこんな寂しい歌詞でスローを踊って戴くのは如何なものでしょうか。テンポもスローは普通29(116)ですが、私なら20・21位のゆっくりとしたテンポで歌いたいのです。ディナーショウでは、歌の内容や歌が街に流れていた頃の思い出をお話をすると、歌が流行った頃の自分が戻って来て、その時代が蘇ってしばしテーブルの上に話の花が咲くようにと願って歌います。

お話をすると言うことは、その人が出てしまう・・・ある意味とても酷い事でもあり、人格がもろに出てしまうわけですが、良いことも有りまして、歌っている姿では分からない、その人の良さや優しさが見えたりします。私は一見エネルギッシュな歌手に見られていますが、どちらかと言えば癒し系の歌が好きで、大人の歌が歌いたいと思っています。皆様の前でお話をするのは内容がとても難しいです。私が大切にしている歌に「逢いたい!」という曲が有りますが、歌詞の全てが「逢いたい」「逢いたい」だけで終わるのです。その曲を通じてご自分の会いたい人を思いだして戴けたら・・・特に大切な人を亡くしたら「逢いたい」と思う気持ちを歌いたいとお話をしますが。時には「こんな楽しいパーティーに歌う歌ではない」とお叱りを受ける事も・・・。

反対に、あの「逢いたい」を歌ってください、と言う人もいらっしゃいます。聴きながら母を思いだして涙が止まらないと・・・。音楽って凄い力が有り、歌によっては優しくなれたり、明るくなったり、希望をもったり、哀しくなったりします。よく言われることですが 自分が不幸な時に哀しい歌は歌えない・・・。不幸なときには明るい歌を、逆に幸せな人は哀しい歌が好き!音楽の好き嫌いによってインテリジェンスが分かると言われます。

クラシック音楽はお好きな方が多いのは当然で、クラシックは完成された音楽で、この分野だけは壊す事が出来ないと言われています。
数年前からジャズとクラシックのセッションが流行って、リズムをつけたり、いろいろ試みますが。原曲を壊すのは難しいようで、音楽家は挑戦し続けています。何と言っても音楽もダンスも、これが最高!これが一番!と言う答が無く、頂点に立っている人でも答が出ないのが本当の答だと言われます。いつまでも挑戦して行くしかないようです。